Twitterで活動する上で知っておきたいシャドウバンについて

  • 2023年5月8日
  • 2023年7月2日
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AIイラストに限らず、Twitter上でクリエイター活動を行う上でモチベーションになるのが、フォロワーからの反応かと思います。

多くの人に見てほしくてTwitterにイラストを投稿していると思いますが、最近Twitterの仕様変更で、なかなかインプレッションが伸びなかったりして、モチベーションが保てなかったりする人も少なからずいるのではないでしょうか。

わたし自身、AIイラスト投稿サイトのchichi-puiをやっていなかったらAIイラストを早い段階で辞めていたかもしれません。

Twitterでインプレッションが伸びないのには、大きく2つの理由があるとされています。

  1. シャドウバンされている
  2. Twitterのユーザースコアが低い

今回は、この2つの要因の内、シャドウバンについて説明していきたいと思います。

そもそもシャドウバンとは?

シャドウバンとは、Twitter運営から不適切な行為やツイートなどを行ったユーザーに与えられる「ユーザーに通知されないペナルティ」のことです。

シャドウバンは、適用されてもユーザーに通知されず、いつの間にかペナルティを受け、いつの間にか解除されているので、シャドウバンと言われるようになりました。

シャドウバンされたユーザーは、以下の制限を受けます。

  1. Search Suggestion Ban(検索候補BAN)
  2. Search Ban(サーチBAN)
  3. Ghost Ban(ゴーストBAN)
  4. Reply Deboosting(リプライデブ―スティング)

すごく簡単に説明すると、検索結果にアカウントやツイートが表示されなくなったり、リプライの一覧にツイートが表示されなくなったり、リプライが「返信をさらに表示」を押さないと表示されないようになります。

これに一種類でも引っかかると、フォロワーの増え方や、ツイートのインプレッションが激減します。影響は人によって違いますが、避けないとまともに活動できなくなる可能性が非常に高いです。

シャドウバンは、以下のようなサイトから確認でき、シャドウバンチェックに引っかかっていると該当箇所が赤文字などで表示されます。

https://hisubway.online/shadowban/

こういったツールがあるものの、シャドウバンチェッカーの種類で結果が違ったりと、ちゃんとした状況を掴むのは非常に難しいのが現状です。

シャドウバンの原因

シャドウバンになる原因についてTwitterは公表していませんが、いくつかの原因があると言われています。

1. 外部URL貼り・タグを多用すること

外部URLを貼ったり、同じハッシュタグを多用しすぎると、不審なツイートと認識されシャドウバンされる場合があります。特定のURLを貼ったり、外部のURLがあるツイートを複数回行うと凍結されるという話もあるので、信憑性は高そうです。

2. 大量のいいねやリツイート

Twitterがシャドウバンを適用する目的は、スパムなどを排除するためです。そのため、不特定多数の人に大量のいいねやリツイートを行うと、不審なアカウントと認識されて、シャドウバンされる場合があるようです。

3. センシティブなイラストを貼る

一番シャドウバンされる可能性が高いのが、センシティブなイラストを投稿することだと言われています。イラスト界隈では肌色多めなイラストを投稿することが多いかと思いますが、センシティブと判断される基準は思っているよりも厳しく、女性の水着や、ローアングルのお尻、温泉でのタオルなど、肌が露出してしているとセンシティブ判定される可能性が非常に高いです。

この辺りの判定はTwitter側がAIを通して自動的に行うので、例えば褐色といった肌の色に関係するイラストの場合、その気はなくても人種や宗教、国籍などへの差別的な表現と判断される可能性があります。また、ユーザーからの通報が入ると、センシティブな内容に分類されやすくなるようです。

4. Twitterのガイドラインに違反している

最後に基本的な要因ですが、以下のTwitterのガイドラインに違反している場合も、シャドウバンの対象になります。

  1. 内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。
  2. 特定のトレンドトピックやハッシュタグ(#記号の付いたキーワード)を乱用する。
  3. ツイートや返信の送信を自動化する。
  4. ボットやアプリケーションを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する。
  5. 複数のアカウントで同じような文章を投稿する。
  6. フォローとフォロー解除を過剰に行う。

シャドウバンの解除方法

1. センシティブなイラストの投稿を控える

先ほど書いたようにTwitterのセンシティブ判定は思った以上に厳しいです。なので、センシティブなイラストを貼り続けようと考える限り、シャドウバンの解除は難しく、すぐ規制されると思われます。

どうしてもセンシティブなイラストを投稿したいのであれば、Twitterでは健全なイラストを投稿し、センシティブなイラストを投稿する時は、Pixiv FanboxやMajinAIなどできるサービスを利用するなど、投稿するイラストによってサービスを切り替えるのが良いかと思います。

2. 文字のみのツイートを行う

普段から画像投稿だけでなく、文字のみをツイートを行うことも良いと言われています。

3. アカウントを動かし続ける

アカウントを全く動かしていないと、それもシャドバン対象であると言われています。

シャドウバンされた時、解除されるまでアカウントを放置してしまう気持ちも分かりますが、文字ツイートや健全な画像を1日1枚~3枚程度貼って軽めにアカウントを動し、シャドウバンが解除されるのを待つのが良いと思います。

最後に

最初にも書いたように、シャドウバンに関してTwitterは詳細を公表しておらず、ちゃんとした状況を掴むのは非常に難しいのが現状となっています。なので、もしかしたらこの記事の内容が間違っていたり、環境によって結果が違ったりする可能性もあります。

Twitterで活動していてシャドウバンされると、明らかに反応が貰えなかったりして、気分も落ち込むかと思います。自分自身、シャドウバンされて自信のあったイラストを見てもらえなかった時、落ち込みましたし、どうやってモチベーションを保つかすごく悩みました。

この記事がそういった人の助けに少しでもなれば幸いです。

インプレッションが伸びない要因としてシャドウバンの他に、Twitterのユーザースコアというものも存在します。こちらに関しては次回記事にしようと思います。

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